=現役社労士がポイントを解説=
【連載コラム】「はたらく」で知っておきたいこと
【連載コラム】「はたらく」で知っておきたいこと
これからお仕事を探すという方へ
良い職場との出会いがある事を心から願っています。
「試しに働いてみる」という気持ちでは、就職した会社も「試しに雇ってみる」という気持ちになります。企業は応募してくれる一人ひとりに対して真剣です。あなた自身も仕事を探す時から働くようになるまで、大切な時間を使います。
最初に出会うこのサイト「くしろしごと」では、その会社がどんな仕事をするのか?どんな能力を求めているのか?自分がどんな成長をできるのか?などを掴む事ができます。最初に動くのはあなたです。
採用までの流れは、
仕事を探す ➤ 応募する ➤ 筆記試験や面接を受ける ➤ 内定 ➤ 試用期間 ➤ 本採用
のような感じになります。ちなみに、求人であっても法律を違反するような公開はできない事になっています。
今回は、はたらく上で知っておきたい言葉やポイントをまとめてみましたので、就職活動の参考にしてみてください。
これからお仕事を探すという方へ
良い職場との出会いがある事を心から願っています。
「試しに働いてみる」という気持ちでは、就職した会社も「試しに雇ってみる」という気持ちになります。企業は応募してくれる一人ひとりに対して真剣です。あなた自身も仕事を探す時から働くようになるまで、大切な時間を使います。
最初に出会うこのサイト「くしろしごと」では、その会社がどんな仕事をするのか?どんな能力を求めているのか?自分がどんな成長をできるのか?などを掴む事ができます。最初に動くのはあなたです。
採用までの流れは、
仕事を探す ➤ 応募する ➤ 筆記試験や面接を受ける ➤ 内定 ➤ 試用期間 ➤ 本採用
のような感じになります。ちなみに、求人であっても法律を違反するような公開はできない事になっています。
今回は、はたらく上で知っておきたい言葉やポイントをまとめてみましたので、就職活動の参考にしてみてください。
社員の種類や働く時間や残業とは?
①社員の種類
そもそも社員の種類ってなんでしょう。上記画像のようにとらえてみてください。
②はたらく時間
はたらく時間は会社によってさまざまです。法律では、働ける時間を一日8時間、一週間40時間までと決めていますが、会社ごとの決まりもあります。一日7時間の会社もあるし、一週間に38時間という会社もあるわけです。なかには変形労働(※)にしてシフトを作って、一日9時間にしたり午前中だけ勤務にしたりバランスを取る会社もあります。
(※)労働時間を「平均して一週間40時間以内」に収めるやり方。
③休憩
連続して働くと気持ちも体も大変です。法律では働く時間によって、次のような感じで休憩を取る事が決められています。なお、休憩時間はお給料は出ません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6時間ぴったりまで 休憩なしでOK
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6時間超えて8時間ぴったりまで 45分以上
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
8時間を超えて働く 1時間以上
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お仕事の種類によって休憩はお昼とは限りません。交替でバラバラに休憩を取る職場もたくさんあります。
④休日と休暇
休日と休暇は似ているけれども違います。
◆休日 ・・・ 会社が決めた休みの日で、そもそも働かなくて良い日です。法律では最低限一週間に1日か、四週間で4日以上の休日をとる事になっています。会社によってはシフト交替制で休みを決める会社もあれば、日曜祝祭日が休みの会社もありさまざまです。求人票などに書かれるのはこんな感じです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
完全週休二日制・・・週に必ず二日の休みがある。土日曜が休みなど。
:::::::::::::::::::::::::::::
週休二日制・・・・・二日休める週がある。日曜と第1土曜が休みなど。
:::::::::::::::::::::::::::::
4週6休制 ・・・・・日曜のほか、交替制で隔週土曜日に休めるなど。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆休暇 ・・・ 働かなくてはならない日だけど休む日です。病気やケガで急に休んだりするのを欠勤と言います。この場合はお給料は出ません。こんな時のために年次有給休暇があります。
◆年次有給休暇 ・・・ 会社にきちんと出勤していれば、入社から6ヶ月たつともらえる休暇です。働く日に休みを取るのに、休んだ日の分のお給料が支払われます。その日数は、会社に勤めた年数によって増えていきます。
⑤残業
②の「はたらく時間」で説明したように、はたらく時間には法律で決められた時間(法定時間)と会社で決めた時間(所定時間)があります。これを超えて働くのが残業です。残業をするとその分の残業代が支払われます。さらに、法定時間を超えて残業したり、法律で決められた休日に出勤したり、夜中の10時から朝の5時までの間に働くと割増賃金が加算されます。法定超や深夜は25%、休日は35%増です。
そもそも社員の種類ってなんでしょう。上記画像のようにとらえてみてください。
②はたらく時間
はたらく時間は会社によってさまざまです。法律では、働ける時間を一日8時間、一週間40時間までと決めていますが、会社ごとの決まりもあります。一日7時間の会社もあるし、一週間に38時間という会社もあるわけです。なかには変形労働(※)にしてシフトを作って、一日9時間にしたり午前中だけ勤務にしたりバランスを取る会社もあります。
(※)労働時間を「平均して一週間40時間以内」に収めるやり方。
③休憩
連続して働くと気持ちも体も大変です。法律では働く時間によって、次のような感じで休憩を取る事が決められています。なお、休憩時間はお給料は出ません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6時間ぴったりまで 休憩なしでOK
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6時間超えて8時間ぴったりまで 45分以上
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
8時間を超えて働く 1時間以上
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お仕事の種類によって休憩はお昼とは限りません。交替でバラバラに休憩を取る職場もたくさんあります。
④休日と休暇
休日と休暇は似ているけれども違います。
◆休日 ・・・ 会社が決めた休みの日で、そもそも働かなくて良い日です。法律では最低限一週間に1日か、四週間で4日以上の休日をとる事になっています。会社によってはシフト交替制で休みを決める会社もあれば、日曜祝祭日が休みの会社もありさまざまです。求人票などに書かれるのはこんな感じです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
完全週休二日制・・・週に必ず二日の休みがある。土日曜が休みなど。
:::::::::::::::::::::::::::::
週休二日制・・・・・二日休める週がある。日曜と第1土曜が休みなど。
:::::::::::::::::::::::::::::
4週6休制 ・・・・・日曜のほか、交替制で隔週土曜日に休めるなど。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆休暇 ・・・ 働かなくてはならない日だけど休む日です。病気やケガで急に休んだりするのを欠勤と言います。この場合はお給料は出ません。こんな時のために年次有給休暇があります。
◆年次有給休暇 ・・・ 会社にきちんと出勤していれば、入社から6ヶ月たつともらえる休暇です。働く日に休みを取るのに、休んだ日の分のお給料が支払われます。その日数は、会社に勤めた年数によって増えていきます。
⑤残業
②の「はたらく時間」で説明したように、はたらく時間には法律で決められた時間(法定時間)と会社で決めた時間(所定時間)があります。これを超えて働くのが残業です。残業をするとその分の残業代が支払われます。さらに、法定時間を超えて残業したり、法律で決められた休日に出勤したり、夜中の10時から朝の5時までの間に働くと割増賃金が加算されます。法定超や深夜は25%、休日は35%増です。
基本給と手当の違いや、各種保険とはどんなもの?
⑥お給料
基本給と手当は別モノです。
◆基本給 ・・・ 北海道の一時間あたりの最低賃金というものが毎年決められていて、必ずそれ以上のお給料をもらえます。そしてそれぞれの能力やがんばった実績に応じて、基本給が決められるのが一般的です。
◆手当 ・・・ 基本給とは別に支払われるもので、法律的な決まりはないため、会社によってさまざまです。例えば家族を養うときにもらえる家族(扶養)手当とか、住宅を購入したらもらえる住宅手当のほか、営業とか役職についたら仕事に応じてもらえる手当などです。なかには、会社に役立つ資格や、特殊な技術をもっていると能力に応じてもらえる手当を用意している会社もあります。
基本給もそうですが、特に手当は「会社があなたにどうして欲しいのか」のメッセージです。「営業でがんばってほしい」「家族を大切にしてほしいから家族手当を出す」「資格を取って成長してほしい」などです。
⑦ボーナス(賞与)
ボーナスはよく聞きますが、必ず支給されるものではありません。支払われるのかどうか、いくら支払われるのかは会社によって違います。賞与を出さない代わりに月給を高くしている会社もあります。
⑧退職金
退職金もボーナスと同じで、必ず支給されるものではありません。長く勤めてくれたり、会社への貢献によって決められるのがほとんどです。
⑨各種公的保険
会社で入ってくれる公的保険はとても複雑なので、ここではさっと説明します。
◆労災保険 ・・・ すべての会社ですべての働く人にかけられる保険です。仕事が原因のケガや病気が発生したときの保険です。保険料はすべて会社が負担してくれます。
◆雇用保険 ・・・ 一週間に20時間以上働く人にかけられるいわゆる失業保険です。育児や介護で働けなくなったときにも所得をカバーしてくれます。お給料から保険料が天引きされます。
◆社会保険(健康保険・厚生年金保険) ・・・ おおむね一週間に30時間以上働く人に、健康保険証や年金のためにかけるものです。保険料は会社と働く人で半分ずつ負担します。
⑩雇用契約
はたらく事になったら、会社から次のような労働条件を書面で伝えられます。これが雇用契約になり、次のような内容が書かれています。
(1)雇用契約期間があるか。契約期間がある場合は、更新してくれるのかどうか。
(2)はたらく場所はどこか。転勤したりするのか。
(3)何時から何時まで働くのか。残業はあるのか。休憩はどうか。
(4)休日はいつか。(曜日だったりシフトで決めたりします)
(5)お給料はいくらか。
(6)退職するときには、いつまでにどのような手続きをするのか。
基本給と手当は別モノです。
◆基本給 ・・・ 北海道の一時間あたりの最低賃金というものが毎年決められていて、必ずそれ以上のお給料をもらえます。そしてそれぞれの能力やがんばった実績に応じて、基本給が決められるのが一般的です。
◆手当 ・・・ 基本給とは別に支払われるもので、法律的な決まりはないため、会社によってさまざまです。例えば家族を養うときにもらえる家族(扶養)手当とか、住宅を購入したらもらえる住宅手当のほか、営業とか役職についたら仕事に応じてもらえる手当などです。なかには、会社に役立つ資格や、特殊な技術をもっていると能力に応じてもらえる手当を用意している会社もあります。
基本給もそうですが、特に手当は「会社があなたにどうして欲しいのか」のメッセージです。「営業でがんばってほしい」「家族を大切にしてほしいから家族手当を出す」「資格を取って成長してほしい」などです。
⑦ボーナス(賞与)
ボーナスはよく聞きますが、必ず支給されるものではありません。支払われるのかどうか、いくら支払われるのかは会社によって違います。賞与を出さない代わりに月給を高くしている会社もあります。
⑧退職金
退職金もボーナスと同じで、必ず支給されるものではありません。長く勤めてくれたり、会社への貢献によって決められるのがほとんどです。
⑨各種公的保険
会社で入ってくれる公的保険はとても複雑なので、ここではさっと説明します。
◆労災保険 ・・・ すべての会社ですべての働く人にかけられる保険です。仕事が原因のケガや病気が発生したときの保険です。保険料はすべて会社が負担してくれます。
◆雇用保険 ・・・ 一週間に20時間以上働く人にかけられるいわゆる失業保険です。育児や介護で働けなくなったときにも所得をカバーしてくれます。お給料から保険料が天引きされます。
◆社会保険(健康保険・厚生年金保険) ・・・ おおむね一週間に30時間以上働く人に、健康保険証や年金のためにかけるものです。保険料は会社と働く人で半分ずつ負担します。
⑩雇用契約
はたらく事になったら、会社から次のような労働条件を書面で伝えられます。これが雇用契約になり、次のような内容が書かれています。
(1)雇用契約期間があるか。契約期間がある場合は、更新してくれるのかどうか。
(2)はたらく場所はどこか。転勤したりするのか。
(3)何時から何時まで働くのか。残業はあるのか。休憩はどうか。
(4)休日はいつか。(曜日だったりシフトで決めたりします)
(5)お給料はいくらか。
(6)退職するときには、いつまでにどのような手続きをするのか。
大企業が本当にいいの? 企業ごとの特色や、就職や退職時のポイントなど
⑪企業の特徴
よく「大企業へいきたい」「都会で働きたい」という言葉を耳にします。
働くという事は、そこでお金をかせいで生きていく事です。
大企業だから、都会だから、自分が幸せになるのかどうか、一度考えてみてください。
都会は時給が高くても、住宅費や交通費がそれなりに高額です。
通勤時間で毎日2時間消費する事もめずらしくありません。
大企業を目指す事も悪くないですが、メリットデメリットがある事も知っておいた方が良いと思います。
中小企業は会社と従業員の関わりが深い。良くも悪くも距離感が近い。その分あたたかい。
私は仕事柄、地元でたくさんの企業を見ています。中小企業で働く事には自己実現の夢がたくさんあるといつも感じています。
⑫福利厚生
また、福利厚生はどうでしょう。福利厚生には法律で決まっている福利厚生とそうでないものがあります。法律で決まっている福利厚生は、仕事でケガをした時に補償してくれるものや、社会保険に加入するなどです。これはあたりまえですね。
いっぽう、会社によって差が出るのは、法律で決まっていない福利厚生です。
例えば慶弔見舞休暇や、誕生日プレゼントがある、自社商品の社員割引があるなど、会社によって様々です。
⑬就職や退職の書類とルール
◆就職
面談などのときは履歴書や職務経歴書(過去にどんな仕事を経験してきたか)の提出を求められる事がほとんどです。履歴書は自筆か、それともパソコンで作成しても大丈夫か。空欄がないかを注意してください。
就職が決定した後は、運転免許証やマイナンバーなどの本人を確認する書類を提出する事になります。
会社によって異なりますが、年金手帳や前職の源泉徴収票など、社会人になってからの書類は手元に置いておいた方が良いでしょう。
◆退職
会社のルールに従って、退職願を提出します。
よく「法律では14日前で大丈夫だから」と会社の規程を無視して退職される方を見ます。法律的には確かにそうです。でも、退職する事になった理由がどうであれ、ご縁あってお世話になった職場です。「立つ鳥跡を濁さず」新天地に向かう時は、引継ぎをきちんとして退職するのが信頼される社会人の振る舞いだと思います。
退職時は会社からの貸与品を返却して、きちんと最後のあいさつをしたいものですね。
よく「大企業へいきたい」「都会で働きたい」という言葉を耳にします。
働くという事は、そこでお金をかせいで生きていく事です。
大企業だから、都会だから、自分が幸せになるのかどうか、一度考えてみてください。
都会は時給が高くても、住宅費や交通費がそれなりに高額です。
通勤時間で毎日2時間消費する事もめずらしくありません。
大企業を目指す事も悪くないですが、メリットデメリットがある事も知っておいた方が良いと思います。
中小企業は会社と従業員の関わりが深い。良くも悪くも距離感が近い。その分あたたかい。
私は仕事柄、地元でたくさんの企業を見ています。中小企業で働く事には自己実現の夢がたくさんあるといつも感じています。
⑫福利厚生
また、福利厚生はどうでしょう。福利厚生には法律で決まっている福利厚生とそうでないものがあります。法律で決まっている福利厚生は、仕事でケガをした時に補償してくれるものや、社会保険に加入するなどです。これはあたりまえですね。
いっぽう、会社によって差が出るのは、法律で決まっていない福利厚生です。
例えば慶弔見舞休暇や、誕生日プレゼントがある、自社商品の社員割引があるなど、会社によって様々です。
⑬就職や退職の書類とルール
◆就職
面談などのときは履歴書や職務経歴書(過去にどんな仕事を経験してきたか)の提出を求められる事がほとんどです。履歴書は自筆か、それともパソコンで作成しても大丈夫か。空欄がないかを注意してください。
就職が決定した後は、運転免許証やマイナンバーなどの本人を確認する書類を提出する事になります。
会社によって異なりますが、年金手帳や前職の源泉徴収票など、社会人になってからの書類は手元に置いておいた方が良いでしょう。
◆退職
会社のルールに従って、退職願を提出します。
よく「法律では14日前で大丈夫だから」と会社の規程を無視して退職される方を見ます。法律的には確かにそうです。でも、退職する事になった理由がどうであれ、ご縁あってお世話になった職場です。「立つ鳥跡を濁さず」新天地に向かう時は、引継ぎをきちんとして退職するのが信頼される社会人の振る舞いだと思います。
退職時は会社からの貸与品を返却して、きちんと最後のあいさつをしたいものですね。
あなたが成長してあなたらしい人生を送れる仕事選びをしよう
みなさんを取り巻くはたらく環境では、労働基準法や労働契約法など、とてもたくさんの法律があります。企業はもちろんみなさんの守る法律です。
でも「法律を守る = 幸せになる」というわけでは決してない事を知っていてください。
新卒で入社したばかりのころは、お給料分の働きをできるわけではありません。
それでも会社はみなさんの成長を願って、生活をしていけるように
できるだけのお給料を支払ってくれます。
法律だ権利だと考えるよりは、まずはお世話になる会社の方針に沿って成長してみる事をお勧めします。成長すれば自分の人生が開けます。
会社に貢献して、社会の役に立って、自分の人生を楽しむ事ができるようになります。
働くあなたが就職先や仕事にきちんと向き合えば、必ず会社や先輩上司は応えてくれます。
「はたらく」って成長すると本当に面白いです。
先に働いているたくさんの社会人が応援しています。あなたが成長してあなたらしい人生を送れる事を願っています。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
コラム担当:池田一己(いけだ かずみ)
株式会社池田人事・労務事務所 代表取締役、特定社会保険労務士、AFP、年金アドバイザーなど。
2002年 社会保険労務士資格取得、2006年に11年間勤めた地元金融機関を退職し独立開業。
ひがし北海道を中心に道内各地の組織顧問として関わり
5,000人を超えるはたらく人たちを見る。
経営理念は
「雇用を守っている企業の健全な発展と、企業を支えているそこで働く従業員のはたらきがいに貢献する」
でも「法律を守る = 幸せになる」というわけでは決してない事を知っていてください。
新卒で入社したばかりのころは、お給料分の働きをできるわけではありません。
それでも会社はみなさんの成長を願って、生活をしていけるように
できるだけのお給料を支払ってくれます。
法律だ権利だと考えるよりは、まずはお世話になる会社の方針に沿って成長してみる事をお勧めします。成長すれば自分の人生が開けます。
会社に貢献して、社会の役に立って、自分の人生を楽しむ事ができるようになります。
働くあなたが就職先や仕事にきちんと向き合えば、必ず会社や先輩上司は応えてくれます。
「はたらく」って成長すると本当に面白いです。
先に働いているたくさんの社会人が応援しています。あなたが成長してあなたらしい人生を送れる事を願っています。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
コラム担当:池田一己(いけだ かずみ)
株式会社池田人事・労務事務所 代表取締役、特定社会保険労務士、AFP、年金アドバイザーなど。
2002年 社会保険労務士資格取得、2006年に11年間勤めた地元金融機関を退職し独立開業。
ひがし北海道を中心に道内各地の組織顧問として関わり
5,000人を超えるはたらく人たちを見る。
経営理念は
「雇用を守っている企業の健全な発展と、企業を支えているそこで働く従業員のはたらきがいに貢献する」